
トランポリン運動の効果って?
お手軽エクササイズの魅力をご紹介!
トランポリンが効率的かつお手軽なトレーニングとして最適なことはご存じでしょうか?
トランポリンのジャンプ5分間の運動量は、ジョギング1km分に相当すると言われています。
今回の記事では、トランポリン運動の魅力や効果的なトレーニング法についてピックアップしました!
「トランポリンを使った運動が気になるけど、どんな効果があるの?」「初心者でも効率的なエクササイズをはじめたい!」という方は、本記事を参考にぜひチャレンジしてみてくださいね。
トランポリンに期待できる効果を解説!

「ただ跳んでいるだけ」に見えるトランポリン運動。
別名「リバウンド運動」とも呼ばれており、跳躍運動により普段使わない筋肉を効率的に強化することができるのです。
手軽さや楽しげなイメージが強いトランポリンは、どのような可能性を秘めているのでしょうか?
有酸素運動で脂肪燃焼!
トランポリンを使った跳躍運動は全身を使った有酸素運動に分類されるため、ダイエットに効果的であるとされています。サイズダウンやシェイプアップなどを目的として行う「トランポリンダイエット」が注目を集めているのもこれが理由です。
跳躍による上下運動で血流を改善し、余分な脂肪や老廃物の排出を促進します。全身を効率良くひきしめるのに適したトレーニングと言えるでしょう。
下半身の筋力アップ
脂肪燃焼効果のみならず、太ももやふくらはぎ、お尻などの下半身のエクササイズとしても有効です。
たるみやすいもも裏やお尻の筋肉も、トランポリン運動で効率的に引き締めることができます。
インナーマッスル&体幹の強化
不安定な空中で巧みにバランスを取るには、鍛えられたインナーマッスルが必要になります。すなわち、筋肉や体幹のトレーニングに繋がります。
また、トランポリン運動を継続することで、体を動かす脳の発達が促され、記憶力や集中力の向上にも役立つとされます。
基礎代謝アップ×デトックス作用
基礎代謝量は、筋肉量が増えることでが高まると言われています。そして、全体の筋肉の7割は下半身に集中しています。これらをふまえると、下半身のトレーニングに特化したトランポリン運動は、基礎代謝の向上に役立つと言えるでしょう。脂肪の燃焼効率が上がるため、太りにくい体質づくりに繋がるのです。
また、リンパ液の巡りを改善し詰まりを流してくれるデトックス作用も嬉しいポイント。
体内で血液よりも多く流れるリンパ液は、老廃物を排出し栄養を吸収する役割を担っています。しかし、リンパ液の巡りを支えるポンプの機能をもつ器官が無いため、流れが悪くなりやすいと言われています。その点、トランポリン運動ならリンパ液の流れにダイレクトにアプローチし、老廃物排出&栄養吸収の効率を上げられます。
ストレス解消
「飛び跳ねる動作」は、人間にとって心地よさを感じる行為とされています。嬉しいことや楽しいことがあったとき、つい浮足立った経験はありませんか?このように、喜びを表現する手段と飛び跳ねる動作には密接な繋がりがあるのです。
また、跳ぶことで体感できる無重力感は、日々の緊張や負担を忘れさせてくれます。
トランポリン運動により解放されたひと時は、蓄積したストレスを和らげ心身のリフレッシュ効果を期待できるでしょう。
トランポリン運動はこんな人にオススメ!

高度なテクニックや知識を必要としないスポーツのため、どんな年齢層でもチャレンジしやすいトランポリン。
だからこそ、普段から積極的に運動をしない方や、体が仕上がっていないお子さん、負担が心配なお年寄りの方にも、無理なく始められるスポーツと言えるでしょう。
運動不足を感じる方に
「体力に自信が無い」「運動が長続きしないタイプ」の人でも気軽に取り組みやすいのがトランポリンの魅力です。
運動をストレスに感じやすい人でも、低負担で楽しみながら取り組みやすく、継続しやすいトレーニングと言えるでしょう。
お子さんの体づくりに
10歳以下のお子さんは筋肉が未発達のため、自力で高く跳ぶことが難しいと言われています。
そこで補助器具としてトランポリンを活用することで、不安定な空中でしか培えないバランス感覚と筋力を鍛えることができます。
トランポリンを使った運動は、スポーツの中でも手軽で取り組みやすく、幼いお子さんの健やかな体づくりにピッタリと言えるでしょう。
しかし、子供だけで遊んでいると思わぬ事故やトラブルにつながる場合もあります。
広く障害物の無いスペースを確保し、トランポリン自体に不具合が無いか前もってチェックするなど、お子さんを見守れる大人が必ず同伴するようにしましょう。
シニア世代のヘルスケアに
老化による体のお悩みや不安を抱えることも多いご高齢の方にも、トランポリンを使った運動はちょうど良いとされています。
トランポリンのトレーニングは、椎間板や脊椎を守る体幹の筋肉を鍛えられると言われています。
無理の無い負荷をかけて筋肉を強化していくことで、従来の可動域を取り戻しつつ、腰痛の緩和を期待できます。
トランポリン運動の効果を高めるには?

トランポリン運動の効果を高めるコツは多くありますが、トランポリン初心者の場合、以下の3点から実践することをオススメします!
はじめは5~10分ほど、慣れてきたら20~30分運動するのが理想的
初心者の方は、5分を目安に数セット跳ぶやり方がオススメです。
トランポリンは全身を使った有酸素運動なので、20分継続できると効果的と言われます。
しかし、無理に運動し続けると腰や膝のトラブルにつながりかねません。
慣れないうちは、ご自身のペースで楽しみながら取り組み続けると良いでしょう。
5㎝ほどの高さを目安に跳び始める
ベッド(人が飛び跳ねる面)から5㎝ほどの高さを目安に跳び始めるようにしましょう。
いきなり高く跳んでしまうと体に強い負荷がかかってしまいます。
跳んでいる時の体の調子をまめに確認しながら、少しずつ運動強度を高めていくと良いでしょう。
正しいフォームを維持しながら跳ぶ
正しいフォームを保ちながら跳ぶことで、エクササイズの効果を体感しやすくなります。
・両ひざを軽く曲げて立った状態で、リラックスした姿勢をキープ
まずは上記のフォームを意識しつつ、トランポリンにチャレンジするのがオススメです。
更に、以下の3点を意識しながら取り組むと良いでしょう。
①前方を向きながら運動する ②下ろした両手を軽く広げ、真上に向かって軽めに跳ぶ ③着地する時はベッドの中央に足がつくようにする
トランポリンに取り組む際の注意点

シンプルで親しみやすく、様々なメリットがあるトランポリンですが、注意すべき点もあります。
以下の4点を意識することで、快適かつ安全にトランポリン運動を続けることができるでしょう。
運動前後のストレッチを忘れずに!
体の部位を痛めないよう、運動前は屈伸や肩・腕回しなどの「動的ストレッチ」を行いましょう。
運動後には、太ももやふくらはぎを重点的に整える「静的ストレッチ」がオススメです。
トランポリン運動は下半身に負荷がたまりやすいため、念入りなストレッチが大切です。
筋肉の疲労回復をはやめ、次のトランポリン運動のコンディションを整えることにつながります。
食後から2時間以上空けてから行う
トランポリン運動は体を上下に動かすため、食後すぐに行うと消化不良を引き起こす場合があります。
そのため、食後から2時間以上空けてからトランポリンを始めるようにしましょう。
食後から2時間経過すると、ある程度の消化吸収が済むため運動しやすい状態になります。
ただし、発汗しやすいスポーツでもあるので、こまめな水分補給は忘れないようにしましょう。
特に、夏場や長時間の運動の際は注意が必要です。
乗り降りの際は足元に気を付ける
トランポリンのデザインによっては、乗り降りの際にフレームにつまずいてしまうケースが多々あります。
運動後の疲労がたまった足はもつれやすいため、特に気を付けるようにしましょう。
体の調子が悪い時は避ける
体調が悪いとき、筋肉痛が生じているときは実施しないようにしましょう。
特に、筋肉痛がある状態で無理に継続すると、更に疲労がたまり回復が遅れてしまいます。
「トランポリン運動は楽しく取り組みやすいから」といって、無理は禁物です。
きちんと休息をとり、体が回復してからトランポリン運動を再開してください。
トランポリンを有効活用して、心身ともに健やかなエクササイズを!|まとめ
トランポリンを使った運動は、屋内に道具を用意すればすぐにスタートできます。
始めるのに必要な工程が少ないため、比較的幅広い層にやさしいトレーニングと言えるでしょう。
本記事でまとめたメリットや注意点をふまえて、有意義なトランポリン運動を楽しんでくださいね!